白旗八幡宮のお参りの記録(1回目)
栃木県栃木駅

栃木県栃木市湊町に鎮座する神社で、貞観8年（866）に慈覚大師円仁の尽力によって創建されたと伝えられている。
後三年の役の際、源義家が永保4年（1084）に当地を詣で、国家安康・武運長久を祈願し、側の桜の木に白旗を立てかけたので「旗掛桜」として人々に親しまれた。
承安4年（1174）に源義経が奥州へ下った際には、白旗を奉納し武運長久を祈ったという。
神仏混淆の時代には、隣接する白旗山勝泉院と白旗八幡宮は一体であったが、明治の神仏分離の令により八幡宮は境外となり、現在に至っている。