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御霊神社ではいただけません
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御霊神社のお参りの記録(1回目)
奈良県法隆寺駅

投稿日:2019年05月05日(日)
参拝:2019年5月吉日
9
レンタサイクルで回って来ました。
実はここもここへ向かう途中で聞いたのですが「そんな神社さんあったかのぉ」とか言われてしまった神社さんでした(苦笑)
神社を見つける一つの目印として、私はいつも「森」を探します。
この辺りは古墳も多くあるのでうっかり間違えますが、まぁ、だいたいの地図は頭にあったので「あれだろう」と思って出発。
建築系の会社の駐車場から見え隠れする土塀と鳥居らしきもの・・・。
いや、なんで道が無いのに鳥居があるんだろうと不思議に思ってとにかくぐるりと周辺を回って入り口を発見。
川沿いの道すがらにありました。
中が駐車場のようになっていたのでちょっと考えましたが、ちゃんと由緒書きの看板を発見し、常夜灯がありました。
そうなんです。常夜灯しか無くて鳥居が無かったんですよ。
おかしいなぁと思って建築会社の駐車場から見えたのだから裏手かもと回っても、無かったんですよ・・・。
不思議。
立木を鳥居に見間違えたのかも・・・。

由緒書きには次のように書かれてありました。
「御霊神社(ごりょうじんじゃ)
祭神は不詳だが、一説には津速彦霊命(すはやひこのみたまのみこと)とする。
由緒も不明だが、以前は牛頭天王(ごずてんのう)を祭神とし、富雄川治水のための水神すいじんを奉祀したものか、境内末社に水神すいじんを祭る龍神社(りゅうじんじゃ)がある。
神殿は春日造、真言律宗の神宮寺があった。
江戸時代には吉田座・南座の宮座があり、座の一老が祭祀を掌った。」

これでなんで「御霊神社」と呼ばれているんだろうと。
ご祭神の津速彦霊命ですが、この方よくわかりません。
大阪の枚岡神社のご祭神・天児屋命のお父様に当たるという記述しか探し出せませんでした。
「大和の神社」と言うHPに「安堵町史」より抜粋した記述があり、元々は神仏習合のお寺さんだったが明治に分離され、南座、吉田座と呼ばれる二つの宮座に守られていたとありました。現在も秋まつりが催されているようです。
境内には慶安三年(1650)の石灯籠や百度石、狛犬一対、湯釜などがある。とあったので、ここの狛犬さんは約400年も前のものなんでしょうか・・・。
ん?石灯籠だけが江戸初期のものなのかな??

そんな神社さんでした。
御霊神社の建物その他
御霊神社の本殿
御霊神社の歴史
御霊神社の本殿
本殿
御霊神社の末社
このお社が恐らく水神様。
御霊神社の建物その他
「雨乞成〇」最後がなんという文字かわかりません・・・。
御霊神社の末社
お稲荷さん
御霊神社の建物その他

すてき

みんなのコメント9件)

水神様のところ、「雨乞成就」じゃないかとイメージでは思うのですが、文字はっきり見えませんね。
雨乞いが成就した時に奉納されたものだという想像です。

2019年05月05日(日)

おお!なるほど!ありがとうございます。そうだと思います。ここは廣瀬大社と同じで水害の多い場所だったらしいので水神様を祀ったとあったので、そうだと思います。

2019年05月05日(日)

ネットで調べたら下記の文章を見つけました!

津速産霊神(ツハヤミスビノカミ)は『古事記』『日本書記』に登場しない神で、忌部氏、物部氏の神典で造化三神として登場するようです。

他では、津速産霊尊の孫で天照大神よりカスガ殿の名を賜った「市千魂命」と香取神「経津主神」の妹「アサカ姫」の子が天児屋命で、津速産霊尊のひ孫が天児屋命という説も見つけました~

2019年05月05日(日)

ありがとうございます。忌部氏と物部氏。なるほど。では記紀には不都合な方なんでしょうかね。
あ、ひ孫。なるほど~~~。
でも、同一の方なんでしょうか?
この案内板が間違っているのかしら。
「彦」で「産」ではないんですよ。

2019年05月06日(月)

彦でしたか、すみませんてっきり「産」だと思って見落としてました…

皇學館大学現代日本社会学部神社検索システム研究部会と奈良県神社庁が共同で制作しているという「神社検索(奈良)」さんのHPで見ますと祭神が「素盞嗚命」と「伊弉諾命」の二柱になっていました。

神代七代の七代目が神典によって「伊弉諾・伊弉冉」だったり「津速産霊神」だったりするようで「神社検索(奈良)」さんの言う所の「伊弉諾」は由緒書きの「津速」と同神扱いで、男神だから彦を付けたのか…

それとも津速魂尊とも表記されるので、そちらの表記に立派な男の「彦」を付けたのか…私には理解不能の域です…

2019年05月06日(月)

そんな検索システムがあるんですね。皇學館と言えば伊勢ですよね。記紀にのっとった神様を推奨される場所ですよね。
穿った考え方をすれば物部系と言うか古史古伝は偽書と言っているのでそこに出てくる神様は載っていない可能性は大きいですよね。
だから「素盞嗚命」と「伊弉諾命」がお祭りされていた時期があった、のかもしれません。
神様のお名前は難しいですよね。
記紀ですら表記が違っていたりしますもの・・・。

2019年05月07日(火)

追記
そういえば竹田恒泰さんが記紀に表記されている神様の名前は状況をそのままつけている場合が多いとおっしゃっていました。
「津速彦霊命」だと流れのはやい場所で出現した男神の魂と言う事なのでしょうかね?

2019年05月07日(火)

勉強になります!
記紀と整合性が有る事が大事なんでしょうね。
津速は迅速果敢を意味し、霊命は血族の拡大を意味し、天御中主神の血族を拡大することを迅速果敢に行動すること。
と、少し香ばしいサイトで拝見しました~

2019年05月07日(火)

なんかそう書かれたら全く意味がわからなくなりますよね。それってもはや神様個人のお名前ではないような・・・。信念信条のような・・・。

2019年05月07日(火)
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