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西福寺ではいただけません
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西福寺のお参りの記録(1回目)
奈良県近鉄奈良駅

投稿日:2024年01月15日(月)
参拝:2024年1月吉日
奈良市内の寺院巡りの2寺目は、奈良市奈良阪町に在る迎接山 西福寺です。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
この本尊・阿弥陀如来立像は重文です。他に阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像、薬師如来坐像、毘沙門天立像、不動明王立像の5躯も重文で、5躯とも収蔵庫に安直されています。

これらの仏像を拝観するには、8月を除く毎月第4日曜の朝7時からのお勤めに参加後に拝観させて頂けるそうで(雨天時は収蔵庫の拝観は不可)、なかなかのハードルです。
そんな時、「路地ぶら ならまち・きたまち お寺案内付き拝観&御朱印授与」というイベントがある事を知りました。中身は通常拝観予約が必要の寺院を含めた計17ヶ寺を、なら観光ボランティアガイドの会「朱雀」の案内による拝観や御朱印の授与を行うというもの。開催はこの1月と2月の土・日の午後。(詳細は奈良市観光協会のHPを見て下さい。) 1月の拝観可能な寺院の中にこちらの西福寺が入っていました。(1月と2月では拝観できる寺院が替わる。西福寺は1月のみ。)
この機会を逃してはと天気予報を見ながら今回奈良市を訪れた次第です。

寺伝によれば、貞観年間(859 ~ 876年)に慈覚大師・円仁によって開創。古くは天台宗に属していたとの事ですが、後に浄土宗に改宗。1604 年は弁誉明雄が中興したと言われています。明治時代に入り、廃仏毀釈により近くに在った善城寺が廃寺となり、善城寺の諸仏や薬師堂が西福寺に遷されたとの事です。

奈良市きたまちにある般若寺から北へ約600m行った奈良街道沿いに在ります。寺院の南側にボランティアガイドさんが駐車されており、お話しして停めさせて頂きました。
山門をくぐると正面に本堂、右側に薬師堂、左側に鐘楼、左手前に地蔵堂です。小ぢんまりとした境内です。収蔵庫は本堂の裏側にあります。
本堂に上がらせて頂くとボランティアガイドさんが拝観受付をされていて、書置きのみですが御朱印を頂きました。本堂の須弥壇には重文の本尊・阿弥陀如来立像。(本堂の拝観料は無料)
本堂から廊下を通って収蔵庫へ行きました。拝観料は志納。正面に釈迦、阿弥陀、薬師の如来坐像が3躯並んで安直、右脇に不動明王立像、左脇に毘沙門天立像の計5躯。全て平安時代作の重文、纏まって1度にこれだけの重文の仏像が観れる機会は少ないです。3躯の如来は定朝様で、高さもほぼ同じ、制作者が同じなのか似ていますが、じっくり観るとお顔とか姿勢とか衣紋とかが少しずつ違います。違い探しが愉しいです。
撮影禁止で、ネットにも写真が出ていないので残念ですが、興味を持たれた方は是非ご自分の眼でご覧頂きたいと思います。

西福寺(奈良県)
御朱印
西福寺(奈良県)
西福寺(奈良県)
西福寺(奈良県)
参道と山門
西福寺の本殿
本堂
西福寺(奈良県)
薬師堂
西福寺の建物その他
鐘楼
西福寺(奈良県)
地藏堂

すてき

御朱印

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