あんしょうじ|高野山真言宗|吉祥山
安祥寺のお参りの記録一覧
5/2に続き今回も京都市内の寺院巡りです。
併せて、京都国博で開催中(4/12~5/22)の「最澄と天台宗のすべて」展に行きました。
先ず1寺目は、京都市山科区に在る吉祥山 寳塔院 安祥寺です。
高野山真言宗で、本尊は十一面観音(重文)。
こちらの多宝塔は1906年に焼失、元々塔内に安置されていた五智如来像5躯はその時京都国博に寄託されていて難を逃れ、2019年に国宝に指定。そのまま現在も京都国博に寄託されています。(以前に京都国博で拝観しました。)
この寺院は2018年まで非公開でしたが(ご住職が高齢で対応が難しいとの理由、2017年から現ご住職に替わられた。)、現在は春と秋に数日間拝観出来ます。この春は5/14~15、6/25~26です。
848年に仁明天皇の皇后の藤原順子の発願により、空海の孫弟子の恵運僧都が創建。山側の「上寺」と麓側の「下寺」にそれぞれ伽藍を備える大寺院であったが、平安時代後期には衰え、応仁・文明の乱により殆どの堂宇を焼失し荒廃。江戸時代に入り再建されました。(現在の建物は江戸時代以降)
駐車場がありませんので、JR山科/京阪山科駅の近くのコインパーキングに停めました。北へ約500mですが坂道です。琵琶湖疏水に架かる橋を渡ると山門は無くフェンスが開けられ、パイプテントが張られて受付の方がいらっしゃいました。(直ぐ横は庫裏へ行く薬医門)拝観料(500円)を納めて境内に。境内はそれなりに手が入れられ整然としています。これからどんどん整備されていくのでしょう。
正面に観音堂(本堂)、手を合わせてから堂内に。真ん中の大きな厨子に十一面観音立像、厨子の両脇に2躯ずつ四天王像。十一面観音立像は高さ約252cm、奈良時代の作。メタリック感ありで、奈良·薬師寺の薬師三尊像と同じく金銅仏かなと思いましたが、よく観ると木造です。張りのある胸にくびれた腰で、すらっとしたプロポーション、とても素敵な仏像です。
四天王像は平安時代前期の作、余り威圧感の無い可愛らしい感じでした。
観音堂の裏側の奥には青龍社、その右奥には焼失した多宝塔跡。下ると地蔵堂、大師堂。小さな池があって弁天社。これで1周します(拝観順路)。
戻って薬医門をくぐると鐘楼と庫裏があります。御朱印帳が一杯でしたので御朱印帳を購入して(2000円)、御朱印を頂きました。
こちらを後にして、東山区の京都国博へ行って
「最澄と天台宗のすべて」展を観ました。
御朱印
観音堂(本堂)
本尊·十一面観音(ネットから転載)
地蔵堂
大師堂
弁天社
青龍社
多宝塔跡
薬医門
庫裏
鐘楼
購入した御朱印帳
以降は寺院には関係ありませんが。
展示会館内で唯一撮影が許されたもの
参拝の記録です。
御朱印です。
御朱印です。
夜間特別公開のライトアップの様子です。
夜間特別公開のライトアップの様子です。
夜間特別公開のライトアップの様子です
夜間特別公開のライトアップの様子です。
夜間特別公開のライトアップの様子です。
夜間特別公開のライトアップの様子です。
夜間特別公開のライトアップの様子です。
夜間特別公開のライトアップの様子です。
夜間特別公開のライトアップの様子です。
JR山科駅下車。山の方向へ徒歩10分程、琵琶湖疏水が流れる橋を渡った所にある真言宗寺院。
山号は吉祥山。ご本尊は十一面観音。
文徳天皇の母である藤原順子の発願で恵運が開山の朝廷縁の寺院。
普段は非公開で立ち入り出来ないが、今年4月に非公開文化財特別公開で初めて公開された際に訪れました。春先は琵琶湖疏水沿いに菜の花がきれいに咲いていました。
さらには11月中旬から新天皇即位記念として近隣の山科区にある朝廷縁の寺院5箇所で特別公開があります。安祥寺も特別公開するそうです。
山門を入ってしばらくすると木々に囲まれた参道?です。
本堂。ご本尊の十一面観音の他四天王像が安置されています。
御朱印です。寺務所にて頂きました。
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