香取神宮のお参りの記録(1回目)
千葉県香取駅

ご祭神：経津主大神。出雲の国譲り神話に出てくる神様。古くから国家鎮護の神として皇室の崇敬を受けてきた。
コロナ禍になる前からこの神社に呼ばれている気がしていた。その圧はだんだんと強まっていった。
ほんとは2021年付き合っていた彼氏と参拝に行く予定だったが、お別れしてしまってサイレント期間に突入。しかし、別れてもなおこの神社に呼ばれていると感じていた。
行こうと思っては体調崩して延期を繰り返し、ようやく9/8～10日の2泊3日で千葉へ旅行できるようになり、9日に念願の参拝が実現した。
前日に襲来した台風の余波が残り、成田駅で1時間電車が発車せず待たされた。この後の予定もありもしや拒否されている？と思ったが、せっかく成田駅まで来たのでそのまま神宮を目指した。
香取駅から歩いて30分で到着。どことなく三輪に似ている。なんだか懐かしい雰囲気を感じながら楼門に入ったら、白無垢の花嫁さんに遭遇した。おめでたい気持ちになりながら参拝の順番を待っていて、いざ順番が回ってくると神楽鈴の音が聞こえてきた。拝殿を見ると御祈祷をやっていた。
白無垢の花嫁さんと御祈祷を同じタイミングで見かけるのは初めてのことだ。ちなみに今回はご挨拶に伺いに来たんだが、香取神宮は元彼の故郷の一宮に当たる。サイレント中の元彼とデートすると、必ずフォトウェディングや前撮り、結婚式を行うであろうカップルの下見に遭遇した。別れた後だけど、今回の白無垢の花嫁さんで3回目だ。
経津主大神様へご挨拶をした後境内を1周した。ゆっくり回っていると、心身が落ち着いてきて楽になってパワーが満ちていくのを感じた。特に御神木を見ると、見るだけでするすると溜まっていた邪気が抜けていくような感覚があった。
ただ30分以上歩いたのでちょっとしんどくなり奥宮へは行けなかったが、また次回参拝するときにはいってみたいと思う。
神宮を出ると、源頼義公のでかい武者人形が乗った山車の前で神事をやっていた。武者人形って改めてみるとでかいなあ。するとタイミングよくバスが来たのでそのまま佐原駅へ行った。行きしなはあんなに時間がかかったのに、不思議と帰りはスムーズに進み、佐原駅では本来30分以上電車が来ないはずが、ダイヤ乱れで私が駅に着いて10分くらいで電車がやってきた。おかげで次の予定地に余裕をもって着くことができた。
こうして振り返ってみるとシンクロの連続だったなあ。