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いちねんじ|浄土宗善知鳥山

一念寺のお参りの記録一覧
青森県 青森駅

惣一郎
2022年10月27日(木)
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【陸奥國 古刹巡り】

一念寺(いちねんじ)は、青森県青森市安方にある浄土宗の寺院。山号は善知鳥山。院号は安方院。本尊は阿弥陀如来。

創建は不詳。寺伝によると、允恭天皇の御代(412年~432年)または延喜年間(901年~923年)、鳥頭中納言安方が夫妻ともども外ヶ浜に流され当地で没すると、その御霊が霊鳥とされる善知鳥に取り付き、オスは「ウトウ」、メスは「ヤスカタ」と鳴くようになったという。村人は霊鳥として敬ったが、某村人が誤って雄鳥を撃ち殺すと雌鳥は怒り狂い、村に災いが続くようになった。このため村人が一念坊に頼み雄鳥の御霊を鎮めるために小祠を創建し、これが善知鳥神社の前身となり、一念坊は善知鳥神社の別当の養泉寺の一院として善知鳥神社を支えた。中世になると善知鳥神社は領主・南部家の崇敬を受け、別当の養泉寺も寺領1万石を安堵され寺運も隆盛したが、大浦為信が台頭すると善知鳥神社の社領も取り上げられ衰微し、養泉寺も事実上廃寺となった。江戸時代に入り、1683年正覚寺6世利山和尚が隠居寺として一念坊の名跡を継ぎ「常光念仏一念庵」として創建、1944年に善知鳥山一念寺として開山した。

当寺は、JR奥羽本線・青森駅の東方600mの市街地、青森港もほど近い平地にある。善知鳥神社と同じブロックにあって、善知鳥神社は東側、当寺は西側を向いている。繁華街がすぐ近くということもあって、敷地はほとんど建物で埋め尽くされており、仏像も梵鐘も建物にはめ込まれている感じ。外観上はお寺らしくはないが、その由緒を知れば一般参拝者でも楽しめる。

今回は、旅行情報サイト「4travel」で青森県の人気寺院ということで参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外には特に参拝者はいなかった。

一念寺(青森県)

境内西端入口全景。当寺は青森市の中心街にある。ビルに囲まれた都会型寺院。

一念寺(青森県)

境内入口の<山門>。

一念寺の建物その他

<梵鐘>は山門外側の高いところにある。

一念寺(青森県)

山門くぐって左側にある<地蔵尊堂>。入口の両側は絵馬掛けになっている。

一念寺(青森県)

山門くぐって右側にある<庫裏>。手前のお地蔵さまは<青森大空襲平和地蔵尊>。

一念寺(青森県)

山門くぐって突き当りにある<本堂>。手前中央に小さな<水屋>。効率的な場所の使い方。

一念寺(青森県)

最後に道路の反対側から<境内全景>。裏手は青森県で初詣参拝者数No.1の<善知鳥神社>。(^▽^)/

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