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ふじいでら|臨済宗妙心寺派金剛山(こんごうざん)

藤井寺の編集履歴
2020年07月15日(水)
徳島県 鴨島駅

さささんのプロフィール画像
ささ
2020年07月15日 19時55分

緯度

34.05166034477042

編集前:34.0516509

経度

134.34850312239598

編集前:134.348482

ふりがな

ふじいでら

ご由緒

全長236キロ、四国最大の吉野川が阿波の北部を貫流している。阿波中央橋を南に渡り、およそ3キロの山麓に十一番霊場の山門が見えてくる。三方を山に囲まれ、渓流の清らかな仙境に心を惹かれた弘法大師が、この地で護摩修法をされたのは弘仁6年のことと伝えられている。大師は42歳の厄年に当たり、自らの厄難を祓い、衆生の安寧を願って薬師如来像を彫造して、堂宇を建立した。その地からおよそ200メートル上の8畳岩に、金剛不壊といわれる堅固な護摩壇を築いて、一七日間の修法をされた。その堂宇の前に5色の藤を植えたという由緒から、金剛山藤井寺と称されるようになった。

寺は、真言密教の道場として栄え、七堂伽藍を構える壮大な大寺院と発展した。だが、天正年間(1573〜92)の兵火により全山を焼失、江戸時代初期まで衰微した。その後、延宝2年(1674)に阿波藩主が帰依していた臨済宗の南山国師が入山して再興し、その折に宗派を臨済宗に改めている。天保3年(1832)に再び火災に遭い、本尊以外の伽藍はすべて灰燼に帰した。現在の伽藍は、万延元年(1860)に再建されたもの。本尊は、「厄除け薬師」として親しまれており、国の重要文化財に指定されている。藤井寺から次の十二番・焼山寺までは、往古の姿を留める「へんろ道」が通じている。弘法大師が修行中に休息したという遺跡や石仏、標石が残される貴重なへんろ道である。

ご祭神/ご本尊

薬師如来

アクセス

10【切幡寺】より
(自家用車)約35分 約12km
(徒歩)約2時間20分 約9.8km
12【焼山寺】より
(自家用車)約1時間30分 約43km
(徒歩)約5時間 約12.5km

参拝時間

7:00~17:00

駐車場

門前に民間駐車場(普通・軽300円、二輪車100円、マイクロ1000円、バス1500円)

御朱印

あり

山号

金剛山(こんごうざん)

院号

一乗院(いちじょういん)

創立

弘仁6年(815)

創始者/開山・開基

弘法大師

巡礼

四国八十八箇所第11番

文化財

木造釈迦如来坐像(重要文化財)

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