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粉河寺ではいただけません
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粉河寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2021年05月24日(月)
参拝:2021年5月吉日
今回は和歌山県の寺院巡りです。先ずは紀の川市に在る風猛山 粉河寺です。粉河観音宗で、本尊は千手観音。西国三十三所観音霊場 第3番札所です。
国宝「粉河寺縁起絵巻」(京都国博に寄託)によると、770年に大伴孔子古により始まったとの事である。(説話は割愛、あくまでも話。)だが、複数の書物からは1000年以上前の平安時代には存在していた事は間違いなく、古刹です。鎌倉時代にはかなりの子院や僧兵を擁していたが、1585年に秀吉の紀州征伐により焼失、1713年の火災によっても焼失したが、その後再建されて現在に至っています。
寺院には割と秘仏がありますが、粉河寺もご多分に漏れず本尊の千手観音は秘仏です。秘仏の厨子の前にお前立ち(秘仏の代わりに礼拝する)という仏像が祀られている場合が多いのですが、こちらはお前立ちまでもが秘仏という徹底ぶりには驚かされます。
金剛力士像がある大門(山門)をくぐると参道は右に直角に曲がります。右側には川が流れ、左側には本坊、童男堂、念仏堂、太子堂などの堂宇が建ち並んでいます。今度は正面に立派な中門、四天王が守護しています。
中門をくぐると地蔵堂、丈六堂。国指定名勝の石組の粉河寺庭園もあります。参道は今度は左に直角に曲がり、石段の上にドン!と本堂です。西国三十三所観音霊場の中では最大との事です。本堂の手前右手には六角堂、奥には鐘楼と薬師堂。左手には千手堂。千手堂の奥上手には行者堂。繁栄していた事がよくわかります。これだけのお堂がありますが、入れるのが本堂のみなのはちと寂しい。(童男堂と薬師堂と行者堂は其々年1回開扉される)
本堂下陣で参拝してから、拝観料を納めて内陣に入らせて頂きました。
須弥壇真ん中は閉扉された厨子、厨子の左右には眷属の28部衆と風神・雷神の計30躯の仏像で
千手観音をお護りしていますが、残業ながら現在は向かって左側の15躯が修理中でご不在です。裏側に廻りますと北面観音(裏観音)と称する千手観音が祀られています。幕とかがあって見辛いです。(堂外からも小さな窓から見えない事もないが。)このところ3月末~5月初にこの北面観音の特別拝観しています。
また東側の壁には左甚五郎作と伝わる「野荒しの虎」が置かれています。
尚、駐車場は大門の右横を抜けた奥にあります。(有料)
国宝「粉河寺縁起絵巻」(京都国博に寄託)によると、770年に大伴孔子古により始まったとの事である。(説話は割愛、あくまでも話。)だが、複数の書物からは1000年以上前の平安時代には存在していた事は間違いなく、古刹です。鎌倉時代にはかなりの子院や僧兵を擁していたが、1585年に秀吉の紀州征伐により焼失、1713年の火災によっても焼失したが、その後再建されて現在に至っています。
寺院には割と秘仏がありますが、粉河寺もご多分に漏れず本尊の千手観音は秘仏です。秘仏の厨子の前にお前立ち(秘仏の代わりに礼拝する)という仏像が祀られている場合が多いのですが、こちらはお前立ちまでもが秘仏という徹底ぶりには驚かされます。
金剛力士像がある大門(山門)をくぐると参道は右に直角に曲がります。右側には川が流れ、左側には本坊、童男堂、念仏堂、太子堂などの堂宇が建ち並んでいます。今度は正面に立派な中門、四天王が守護しています。
中門をくぐると地蔵堂、丈六堂。国指定名勝の石組の粉河寺庭園もあります。参道は今度は左に直角に曲がり、石段の上にドン!と本堂です。西国三十三所観音霊場の中では最大との事です。本堂の手前右手には六角堂、奥には鐘楼と薬師堂。左手には千手堂。千手堂の奥上手には行者堂。繁栄していた事がよくわかります。これだけのお堂がありますが、入れるのが本堂のみなのはちと寂しい。(童男堂と薬師堂と行者堂は其々年1回開扉される)
本堂下陣で参拝してから、拝観料を納めて内陣に入らせて頂きました。
須弥壇真ん中は閉扉された厨子、厨子の左右には眷属の28部衆と風神・雷神の計30躯の仏像で
千手観音をお護りしていますが、残業ながら現在は向かって左側の15躯が修理中でご不在です。裏側に廻りますと北面観音(裏観音)と称する千手観音が祀られています。幕とかがあって見辛いです。(堂外からも小さな窓から見えない事もないが。)このところ3月末~5月初にこの北面観音の特別拝観しています。
また東側の壁には左甚五郎作と伝わる「野荒しの虎」が置かれています。
尚、駐車場は大門の右横を抜けた奥にあります。(有料)
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nomuten808投稿
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