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瀧原宮(皇大神宮別宮)(三重県)

たきはらのみや

瀧原宮(皇大神宮別宮)のお参りの記録(1回目)
三重県滝原駅

投稿日:2026年09月29日(火) 08時18分20秒
参拝:2026年1月吉日
2
過去の参拝記録です。※今回はいつも以上にかなり長文です。

金剛證寺と奥之院へのお参りを終え、朝熊山からバスで五十鈴川へ戻りました。

実は瀧原宮は、今回のお伊勢参りを考えたときから行ってみたかった場所でした。ただ、公共交通機関だけで訪れようとすると、とにかく行きづらいところです。紀勢本線は列車の本数が少なく、接続によっては多気などで1時間ほど待つこともあります。名古屋から往復するだけでも一日がかりになりかねず、今回の旅程に組み込むのは難しいと考えていました。そのため今回は半ば諦め、「また次に伊勢へ来たときにしよう」と思っていました。

ところが、この日は内宮の混雑を避けるために朝早くから行動を始めたこともあり、思っていた以上に順調に参拝することができました。朝熊山から五十鈴川へ戻るバスの中で、「これなら、もしかして瀧原宮まで行けるのでは」と思い、改めて乗換案内を調べてみました。すると、12時14分に五十鈴川を出発し、松阪、多気と乗り継げば、14時09分に紀勢本線の滝原駅へ到着できることが分かりました。しかも多気での待ち時間も30分ほどで済みます。

…行ける(`・ω・´)

五十鈴川駅のロッカーで預けていた荷物を回収し、そのまま列車に飛び乗りました。この日は朝から動き続け、まともに食事を取る時間もありませんでした。途中の多気駅では乗り継ぎの時間を使い、おはらい町で買ったへんば餅とさわ餅を食べてひと休みしました。素朴な甘さがつかれた体に染み渡ります。

多気から紀勢本線に乗ると、車窓は次第に山深い景色へ変わっていきます。伊勢の市街地を離れ、列車に揺られて進んでいくうちに、かなり秘境感のある風景になってきました。

14時09分に滝原駅に到着しました。駅の周辺には人家もあり、完全に人里離れた場所ではありません。しかし列車の本数を見ると秘境駅を思わせる少なさです。帰りに乗る列車は16時52分発です。それを逃さないように、駅から歩いて瀧原宮へ向かいました。

瀧原宮は皇大神宮の別宮で、瀧原宮と瀧原竝宮の二つのお宮に天照大御神の御魂をお祀りしています。その由緒は約2000年前まで遡ると伝えられています。天照大御神を永遠にお祀りする場所を求めて各地を巡っていた倭姫命が宮川を遡り、この地へたどり着きました。そして「大河の瀧原の国」と呼ばれる美しい土地に宮を建てたと伝えられています。倭姫命はその後も巡幸を続け、やがて五十鈴川の川上に現在の内宮を定めました。瀧原宮は内宮から遠く離れた場所に鎮座することから、古くより「遙宮」と呼ばれ、篤く崇敬されてきました。境内へ入ると、ここまで時間をかけて来たことなど忘れてしまうほど素晴らしい場所でした。深い木々に囲まれた長い参道には静かで澄んだ空気が流れています。内宮とは規模も雰囲気も異なりますが、今回のお伊勢参りを振り返ってみても、私にとっては内宮と並ぶほど強く印象に残った場所になりました。行きたかったのに交通の便から半ば諦めていた場所へ、本当に来ることができました。

お参りを終えたのは15時頃でした。帰りの列車まではまだ2時間弱ほどあります。そこで参道のそばにあったカフェへ入り、ひと休みすることにしました。朝からまともな食事も取らずに動き回っていたこともあり、そこでいただいたいちごミルクとベーグルがとても美味しかったです。お店は16時までとのことでしたが、帰りの列車が16時52分だと話すと、それまでいてもいいですよと声をかけてくださいました。

さらにオーナーさんから瀧原宮についていろいろなお話を聞かせていただきました。参拝を終えた後、列車を待つだけだったはずの時間まで、とても素敵なものになりました。

16時52分の列車で滝原を出発し、松坂で近鉄特急に乗り換え、名古屋に戻りました。(余談ですが、せっかくなので火の鳥に乗ってみたかったのですが、松坂〜賢島からの特急でしか使えず、津からは使えず、松坂から普通の近鉄特急に乗りました。ちょっと残念…)

瀧原宮はこの伊勢巡りの旅を思いついてから本当に行きたかった場所でした。それでも交通の便を考えて今回は諦め、次の機会にしようと思っていたところです。それが、早朝からの参拝が順調に進み、朝熊山から戻る途中で調べてみれば列車がちょうどよくつながり、多気での待ち時間も短く、念願だった瀧原宮へお参りすることができました。そして最後には、参道のお店でも素敵な時間を過ごすことができました。自分で時刻を調べて動いた結果ではありますが、それでもこれだけの条件がうまく重なったことには、不思議なご縁を感じずにはいられませんでした。今回のお伊勢参りで、瀧原宮まで来ることができたのは、自分にとってちょっとした奇跡だったと思います。

二見浦で身を清めるところから始まり、外宮、内宮はもちろん、それぞれの別宮やゆかりの社寺を巡り、朝熊山へも足を延ばしました。そして最後には、半ば諦めていた瀧原宮へもお参りすることができました。名古屋に住んでいた頃には比較的身近だった伊勢ですが、久しぶりに訪れ、一つひとつのお宮の由緒を知りながら巡ってみると、以前とはまた違ったありがたさを感じました。早朝の静かな境内、宇治橋の鳥居から見た日の出、朝熊山からの景色、そして最後に思いがけず道がつながった瀧原宮まで、心に残ることの多い二日間でした。

これにて、今回の私のお伊勢参りは無事に終了です。

お伊勢さん、ありがとうございました。
瀧原宮(皇大神宮別宮)(三重県)
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すてき

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みんなのコメント(2件)

cocoro8787さんのプロフィール画像cocoro8787ホトカミサポーター

こんにちは。
瀧原宮、初めて知りました!
一度は諦めた場所なのに、いろいろなことがうまく重なって辿り着けたなんて、本当に素敵なご縁ですね✨
読んでいて、そのご縁そのものが今回のお伊勢参りの贈り物だったのかなと感じました😊

2026年09月29日(火) 11時36分02秒

Cocoro8787さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
また、あのようなとっ散らかった長文にも係らず、お読みいただき、素敵な感想をいただきありがとうございました。

いくつか神社仏閣をまわっていて、どこも素晴らしいですが、何度もふと思い出してしまうところや奇跡的にご縁があった場所はなにかあるのかもと思っています。

フォローさせて頂きました。
また、秩父霊場の結願おめでとうございました!

2026年09月29日(火) 12時43分21秒
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