御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方

かわさきだいし(へいけんじ)|真言宗智山派金剛山

川崎大師(平間寺)の編集履歴
2023年03月28日(火)
神奈川県 川崎大師駅

飛熊zさんのプロフィール画像
飛熊z
2023年03月28日 15時31分

ご由緒

大本山川崎大師平間寺は、京都東山七条の智積院を総本山とし、成田山新勝寺(千葉県成田市)、髙尾山薬王院(東京都八王子市)とともに、真言宗智山派の関東三大本山の寺院のひとつです。
もろもろの災厄をことごとく消除する厄除大師として、霊験あらたかであると昔から知られる川崎大師のおこりは、平安時代末期・崇徳天皇の御代まで遡ります。
無実の罪により生国である尾張(現在の愛知県)を追われ諸国流浪の果てに川崎にたどり着いた平間兼乗(ひらまかねのり)は、漁師として慎ましく生計をたてながら、深く仏法に帰依しとくに弘法大師を崇信していました。
兼乗が42歳厄年のとき、夢まくらに高僧が立ち「我むかし唐にありしころ、我が像を刻み、海上に放ちしことあり。以来未だ有縁の人を得ず。いま、汝速やかに網し、これを供養し、功徳を諸人に及ぼさば、汝が災厄転じて福徳となり。諸願もまた満足すべし」と告げたのです。
夢のお告げに従い海にでた兼乗が、海中から引き揚げた木像こそ御本尊・厄除弘法大師尊像でした。兼乗は尊像を浄め、ささやかな草庵にお祀りし朝夕欠かさず供養を捧げました。
ある時、諸国遊化の途中に偶然兼乗のもとを立ち寄られた高野山の尊賢上人は、尊像奉祀の由縁と兼乗の境遇を知り感激され二人で力をあわせ、大治3年(1128)一寺を建立。兼乗の姓・平間から平間寺(へいけんじ)と号し、御本尊に厄除弘法大師を奉安されました。そして、長承3年(1134)お大師さまのご加護ご利益により無実の罪が晴れた兼乗は、生国に帰ることができました。
皇室の篤い尊信や11代将軍・徳川家斉公の厄除け祈願参拝によって、江戸庶民の間をはじめ全国に「厄除けのお大師さま」として一層広く知られることになり今日に至ります。
https://www.kawasakidaishi.com/about/

山号

金剛山

院号

金乗院

創立

大治3年(1128)

創始者/開山・開基

尊賢上人(そんけんしょうにん)/ 平間兼乗氏(ひらまかねのり)

巡礼

関東八十八箇所特別霊場
関東三十六不動7番
新四国東国八十八箇所1番
武相不動尊1番
京浜四大本山
玉川八十八ヶ所霊場1番

行事

1月
1日 - 元朝大護摩供
第2月曜日-成人式法楽
21日 - 初大師
2月
節分当日 - 節分会・豆まき式、星まつり
3月
18日〜24日 - 御影供まつり
21日 - 正御影供
4月
中旬の土・日曜日 - かわさき楽大師(2020年より長期開催休止中)
21日 - 大般若経転読会
5月
中旬-弘法大師降誕会
7月
中旬 - 風鈴市 (20日 踊り練り込み 曲はやくよけ風鈴市音頭 風鈴市祝い唄)
8月
20日 - 22日-夏期講座(信徒・著名人・教学研究所教授らが講師)
12月
8日 - 成道会
21日 - 納めの大師

ログインすると情報を追加/編集できます。